Unity6でEditorがちらつく問題
初めに
Unity 2022 で作っていたプロジェクトを Unity 6 に上げた後に Editor がちらつく現象が起きました。
自分のアプリに原因がある可能性もあったので、解消するまではアプリのアップデートも出来ないと思っていました。
長い間解決出来ずにいましたが、ついに記事を見つけ、そこからようやく解消出来ました。
その事をまとめます。
- Unity 6000.2.3f1
参考
Unity 6000エディタのちらつき問題の解決事例 https://angelpinpoint.seesaa.net/article/517103331.html
Perfomance issue on Vulkan and DX12 (Unity 6.1, URP/Windows 11) https://discussions.unity.com/t/perfomance-issue-on-vulkan-and-dx12-unity-6-1-urp-windows-11/1638432
Configure graphics APIs https://docs.unity3d.com/6000.2/Documentation/Manual/configure-graphicsAPIs.html
内容
まずは参考記事にあるように起動オプションで -force-d3d11 を付けた所、問題が解消しました。
そしてこれまで気づいていなかったのですが、Unity 6のタイトルバーに、現在DirectX 12が使われていることが表示されていました。
オプションを付けるとDirectX 11になります。
続いて関連する情報を探したところ、どうも DirectX 12 は HDRP だと効果があるものの URP だと意味がなさそうとありました。
基本的にモバイルでリリースするつもりであり、レンダーパイプラインはデフォルトか URP だと思っていたので、DirectX 12 は使わないよう設定することにしました。
メニュー → 編集 → プロジェクト設定 → プレイヤー → Windowsタブ → その他設定
「Auto Graphcs API for Windows」のチェックを外し、Direct3D12 を削除
Editor を一旦閉じて、追加していた -force-d3d11 を削除してから起動
問題が起きないことを確認しました。
最後に
デフォルトを勝手に変更されたわけですが、こういう余計な事をされるのって結構あります。